住宅ローン借り換え先の選び方|おすすめ比較ランキング

住宅ローン借換ランキング

現在の日本は、いまだかつてないほどの低金利時代です。

このため、過去に住宅ローンを借入し現在返済中の方が今の金利を見ると、「こんなに低くなっているの?!」と驚かれるのではないでしょうか。

住宅ローンは、「一度借りたら安心!」というものではありません。

お得な借り換えを実行せずにいると、生涯で支払う合計金額に何百万円と差が出てしまうことも考えられます。

ここであなたが知っておくべきは、低金利の恩恵を受けられるのは、なにも新規借入者だけではないということです。

うまく借り換えを実行することができれば、現在住宅ローンを返済中の方も、低金利のメリットをしっかりと受けることが可能なのです。

そこで本記事では、住宅ローンの借り換えを行う金融機関を選ぶ際のポイントを解説した上で、2019年6月現在最もお得に借り換えを行える金融機関ランキングをご紹介していきます。

1.住宅ローンの借り換えに失敗しない金融機関の選び方

借り換えとは、「現在借入している金融機関よりも有利な条件で、他金融機関から新たに借入を行い、現在返済中の住宅ローンをいったん全額返済する」ということです。

最もお得に借り換えするために各金融機関を比較するポイントは、以下の4点になります。

  1. 金利
  2. かかる諸費用の合計
  3. 繰上げ返済のしやすさ
  4. 団体信用生命保険のオプション

借り換えでは、新たな金融機関で借入を行うことになるため、当然に、以下のような様々な諸費用が発生します。

項目 金額および目安
印紙税 無料~20,000円(※1)
融資事務手数料 30,000円~借入金額×2%程度(税別)
保証料 無料~約700,000円
登録免許税(抵当権抹消) 2,000円
登録免許税(抵当権設定) 借入金額×0.4%
司法書士への報酬 75,000円
借り換え金額2,500万円の場合の総額 700,000円前後(※2)

(※1)5,000万円以上の場合は60,000円
(※2)事務手数料が借入金×2%、保証料なしの場合

上記のように、金融機関により、印紙代や融資事務手数料、保証料の設定が異なります。

借り換えは、「総返済額を減らすため」に行うものであることを考えますと、金利はもちろんのこと、諸費用をなるべく安く抑えられる金融機関を選ぶ必要があるとお考えください。

また、今後「繰上げ返済」を考えておられる場合、繰上げ返済の手数料や限度額の設定についても確認しておくことが重要です。

さらに、現在では、団体信用生命保険のオプションが無料でついてくる金融機関も多く出てきています。

万が一に備えた対策として、この点も含め各社を比較検討すると良いでしょう。

以上を踏まえまして以下から、2019年6月現在で最もお得に住宅ローンの借り換えが行える金融機関ベスト3を、ランキングでご紹介していきます。

2.住宅ローン借り換え比較ランキング

住信SBIネット銀行 住宅ローン(通気引下げプラン変動金利)

  • 住信SBIネット銀行ロゴマーク
  • 金利 5
    借りやすさ 4
    人気 5
    返済方法 5
    総合評価 4.8

第1位は、住信SBIネット銀行です。

住信SBIは、三井住友信託銀行SBIホールディングスが共同出資し、2007年に設立された非常に人気のあるネット銀行です。

2019年6月現在の借り換えにおける変動金利(通気引下げプラン)は0.428%と、非常に低く設定されています。

これは、新規借入者(0.457%)よりもはるかに有利な水準です。

さらに、住信SBIでは、借入前に三井住友信託銀行にて口座開設を行うことで、金利がさらに0.01%(0.418%)引き下がります。

借り換えにおいてここまで金利が低く設定されている金融機関は、他にありません。

気になる諸費用はと言いますと、通常は2万円かかる印紙代は不要保証料も無料です。

融資事務手数料は借入額×2.0%(税別)と、ネット銀行の平均的な水準となっています。

また、繰上げ返済は何度でも可能で、手数料は無料です。1円から行うことができ限度額も設定されていないため、非常に利便性が高くなっています。

そして、住信SBIの強みは、何といっても「保障内容」でしょう。

住信SBIでは、団体信用生命保険の保険料が無料であるだけでなく、「全疾患保障」も無料付帯されています。

内容は、以下のとおりです。

  • (原因問わず)就業不能な状態が12か月継続した場合、住宅ローンの残債が0になる
  • 12か月経過前の働けない期間に関しては、月々の返済額はこの保障がカバーしてくれる

さらに、女性限定ではありますが、「がんの診断がついた時点」で30万円の支払いを受けられる保障まで無料で受けることができ、万が一に備えた対策としても抜群に良いでしょう。

2019年6月現在、借り換えを行うにあたり、金利水準が非常に低く保障も手厚い住信SBIが、最有力候補であることは間違いありません。

借り換えの金利
※2019年6月現在
変動
当初10年固定
0.428%(通期引下げプラン)
0.710%
借入可能額 1億円以内
融資事務手数料 借入金額×2.0%(税抜)
保証料 無料
印紙代 無料
繰上げ返済手数料 無料
※但し、固定金利期間中の全額返済の場合30,000円(税抜)
繰上げ返済の方法 インターネット
その他 団体信用生命保険料無料、全疾病保障無料付帯
※女性の場合、がんの診断がついた時点で30万円の支払金あり

じぶん銀行 住宅ローン(全期間引下げプラン変動金利)

  • じぶん銀行ロゴマーク
  • 金利 4.7
    借りやすさ 4
    人気 4
    返済方法 5
    総合評価 4.5

第2位は、じぶん銀行です。変動金利は0.457%となっています。

じぶん銀行は、国内最大手銀行である三菱UFJ銀行と、スマートフォンのauでお馴染みのKDDIとが共同出資して、2008年に設立したインターネット銀行です。超大手2社の子会社ともなれば、安心感は抜群ですよね。

金利は住信SBI(0.428%)よりやや高くなっていますが、それでも0.5%を裕に下回っており、かなりの好条件と言えます。

諸費用に関しても、住信SBI同様に、印紙代・保証料・繰上げ返済手数等無料となっているため安心です。

また、じぶん銀行では、当初10年固定金利が非常に低く0.590%に設定されています。

残りの返済期間が10年+αなど少ない場合には、金利上昇リスクなく低金利で借りられる当初10年固定も選択肢の1つでしょう。

そしてじぶん銀行も、1位の住信SBI同様に、保障が非常に充実しています。

2019年2月に保障内容を改定し、通常の団信に加え、以下の大変好条件の保障が無料付帯されるようになりました。

  • 「がん」診断された時点でローンの残高が半分になる
  • 全ての怪我・病気で入院が継続180日以上となった場合、ローン残高が0になる

就労の可否を問わず「診断された時点で」減免措置が受けられるハードルの低さや、全疾病を対象とした保障がついている点は、じぶん銀行ならではの非常に大きな強みであると言えます。

なお、金利を上乗せすることで、以下の保障に変更することも可能です。

  • 金利+0.2%:がん100%保障団信(がんの診断で残債全額免除)
  • 金利+0.3%:11疾病保障団信(がんの診断、または10種類の生活習慣病での180日以上の継続入院で残債全額免除)

ご自身が加入されている保険内容と見比べてみても良いでしょう。

また、じぶん銀行は審査スピードが非常に早く、なんと「審査まで最短10日」となっています。

なるべく早く借り換えを実行したい方や、当初10年固定で借入を行いたい場合、じぶん銀行での借り換えがおすすめです。

また、auの携帯電話を使用している方は「au住宅ローン」への申し込みが可能です。

金利や諸費用・団信のオプションはじぶん銀行と全く同じですが、au住宅ローンに申し込むことで、auの携帯・スマホ料金が毎月500円(最大5年間)お得になるau住宅ローンセット割を利用できます。auユーザー必見ですね。

金利
※2019年6月現在
変動
当初10年固定
0.457%
0.590%
借入可能額 1億円以内
融資事務手数料 借入金額×2.0%(税抜)
保証料 無料
印紙代 無料
繰上げ返済手数料 無料
繰上げ返済の方法 インターネット
その他 団体信用生命保険料無料、がん50%保障団信無料付帯がオススメ!
※金利0.2%上乗せで「がん100%保障団信」、0.3%上乗せで「11疾病保障団信」も利用可

新生銀行 住宅ローン(変動金利タイプ)

  • 新生銀行
  • 金利 4
    借りやすさ 4
    人気 3.5
    期間 5
    返済方法 4
    総合評価 4

ランキング第3位は、新生銀行です。

新生銀行の変動金利は、2019年6月現在、0.600%となっています。

これだけ見ると1,2位よりは高い印象を受けてしまいますが、新生銀行の最大の魅力は、何といっても「諸費用を安く抑えられる」点です。

先ほどもご紹介したように、住宅ローンの融資を受ける際には、保証料や融資事務手数料が発生します。

人気のネット銀行では、保証料は無料であることが多くなっていますが、融資事務手数料は借入金額×2.0%(税抜)に設定されている場合がほとんどです。

たとえば、2,500万円借入する場合、50万円(税別)かかることになりますが、新生銀行の事務手数料は、通常ですと5万円(税抜)で済んでしまいます。

その他、追加費用を支払うことで、以下のような契約内容を選択することができます。

安心パック
(スタンダードプラン)
安心パックW
(共働き夫婦におすすめ)
安心パックS
(自然災害に備えるプラン)
手数料(税抜) 10万円 15万円 15万円
コントロール返済(※1)
安心保障付団信
病児保育サービス(※2)
家事代行・ハウスクリーニング(※3)
自然災害時債務免除特約

(※1)あらかじめ繰り上げ返済を行うと、元金返済をお休みできる。子どもの留学など突発的な大きな支出がある場合に便利。
(※2)子どもが病気になった時、専門の保育スタッフが自宅で子どもを看病してくれるサービス。
(※3)家事全般(掃除機がけ・風呂掃除・洗濯・買い物など)をオーダーメードでお願いできるサービス。

他のネット銀行では無料付帯される団信のオプション(安心保障付団信)は、通常の事務手数料+5万円(計10万円)でつけることが可能です。

内容はと言いますと、「引き受け保険会社所定の介護状態が180日以上継続した場合、または、公的介護保険制度の要介護3(歩行・着替え・食事・排泄において、全部または一部介助が必要な状態)に認定された場合、住宅ローンの残債が0になる」というものです。

また、その他にも、病児保育サービスや家事代行・ハウスクリーニングサービスなど、共働き世帯には特に嬉しいサービスを付帯する場合には、通常の5万円+10万円(計15万円)となります。

このように、団信以外のオプションをつけてもなお、一般的なネット銀行よりはるかに諸費用を低く抑えられ、残債に左右さることなく定額であるといった点では、特に、残債がまだ大きい方にとってのメリットは大きいでしょう。

金利自体は1,2位よりやや高めではありますが、初期費用を抑えたい場合や、共働きでお子さんがいらっしゃる場合などは、新生銀行も選択肢の1つに入れて損はないでしょう。

金利
※2019年6月現在
変動
当初10年固定
0.600%
0.900%
借入可能額 1億円以内
融資事務手数料 5~15万円(税抜)
保証料 無料
印紙代 2万円(5,000万円以上の借入では6万円)
繰上げ返済手数料 無料
繰上げ返済の方法 インターネット
その他 団体信用生命保険料無料、安心パック選択で安心保障付団信付帯