住宅ローン金銭消費賃借契約から融資実行までの期間と流れ

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住宅ローンの本審査が無事通過しますと、住宅ローンを申し込んだ金融機関と金銭消費貸借契約(以下、金消契約とします)を交わし、所定の手続きを経ることによって住宅ローンの融資実行がなされます。

この時、住宅ローンの金消契約から融資実行までの期間と流れについては、住宅ローンを融資する金融機関から一通り説明があります。

このため、さほど気にすることでもないところなのですが、実際に気になる方も多いのが現状のようです。

そこで本記事では、住宅ローンの金消契約から融資実行までの期間と流れについてポイントを解説していきます。

あわせて、融資実行までの注意点についても紹介していきます。

1.住宅ローンの金消契約から融資実行までの流れ

本項で、住宅ローンの金消契約から融資実行までの一般的な流れを解説していきます。以下の通りとなります。

ただ、あくまでも、住宅ローンを申し込んだ金融機関側の指示に従って、手続きを取るようにしましょう。

1-1.住宅ローンの金消契約日を決める

住宅ローンの本審査が無事通過した場合、実際に住宅ローンの金消契約をする日を決めるところから始まります。

この住宅ローンの金消契約日は、ご自身で希望日を決められる場合や金融機関が決める場合など、さまざまなパターンがあるとされているのです。

ケース・バイ・ケースでの決定となることを、まずもって留意しておく必要があります。

ちなみに、筆者の場合は、自分で金賞契約日を決められる場合のパターンでした。

しかし仮に、連帯債務者や連帯保証人がいる場合には、本人と両方の都合を合わせておく必要がありますので注意が必要です。

1-2.住宅ローンの金消契約に必要な書類などを準備しておく

住宅ローンの金消契約に必要なものとしては、以下などがあげられます。

  • 金消契約時に必要となる収入印紙
  • 本人確認書類
  • 実印および銀行印
  • 住宅ローンの引き落とし口座の通帳

あらかじめ、住宅ローンの金消契約日までに必要なものを準備することが必要です。

ただ、基本的に、時間がかかるものや手間がかかるものなどはないとお考えください。

1-3.住宅ローンの金消契約を交わす

あらかじめ決定した住宅ローンの金消契約日になりましたら、必要なものを持参して、住宅ローンの金消契約を交わします。

1-4.融資実行日の調整

住宅ローンの金消契約が完了しますと、融資実行日の調整をすることになります。

こちらも、ご自身で希望日を決められる場合や金融機関が決める場合など、さまざまなパターンがあります。

ちなみに、筆者の場合は、「金消契約から〇日後以降であればいつでも」といった形で融資実行日が決められるパターンでした。

そして、不動産業者と司法書士のスケジュールの都合を聞いて確認し、すべての当事者にとって都合の良い日に融資実行日を設定するといった具合です。

なお、司法書士のアドバイスにより、指定金融機関は、不動産業者に選択させる形とし、時間は、司法書士の指示の下、午前10時頃から行いました。

1-5.融資実行と抵当権設定登記・所有権移転登記の手続き

融資実行日は、基本的に司法書士が主導の下、融資実行手続きが行われる形となります。

そして売主および買主は、送金に必要な書類やその他の書類に署名・捺印します。

後は、融資実行がなされるのと同時に、住宅の引渡しがなされることが通常です。

送金手続きがすべて完了すると、領収証や住宅の鍵を受け取り、不動産業者との契約は完了します。

この後は、依頼している司法書士の下、抵当権設定登記・所有権移転登記の手続きが行われるのです。

場合によっては、手続きがすべて完了してから住所変更登記もすることによって、すべての流れが完了ということになります。

2.住宅ローンの金消契約から融資実行までの期間

住宅ローンの金消契約から融資実行までの期間も、金融機関によってさまざまです。

ここでは、住宅ローンの金消契約から融資実行までの期間について質問している相談事例を一部参考にしながら解説を進めていきます。

金消契約~融資実行日について質問です。

1.金消契約=引渡し日? 融資実行日=引渡し日?

2.融資実行日=引渡し日としたとき 金消契約から融資実行日までいくらぐらい待ってもらえるか。又はこちらが実行日を指定できる か?私的な理由で金消契約は10月28日、実行日は11月17日がありがたい。(実行日を11月17日にする理由は銀行の説明書に最初の支払いは実行日より15日以上45日以内となっており11月17日を実行日とすると来年の1月1日以降が最初の支払いとなる為。)

3.アバウトで良いのですが、金消契約を含み、引越しまで、後何回ぐらい平日に休みをとる必要がありますか?知恵袋などを読むと住所移転の登記が必要などなど書いてあり結構平日に休む必要がありそうな気がするのですが。

ヤフー知恵袋より一部引用)

2-1.3つの質問に対するFPの見解

1の質問について、金消契約とは、住宅の引渡し日ではなく、住宅ローンの融資を受ける金融機関との間でお金の貸し借りを約束する契約のことを言います。

つまり、金消契約日が単独で設けられることになります。

なお、融資実行日については、例外もありますが、通常は、住宅の引渡しを受ける日と考えて差し支えありません。

2の質問について、金融機関によって異なるため一概に言い切ることはできません。

しかし少なくとも、筆者自身もそうだったように、融資実行日を自分で指定できることは確かです。

逆に、融資実行日=引渡し日としたときに、金消契約から融資実行日まで「どれくらいの期間待ってもらえるか」については、金融機関との交渉次第です。

事情を説明した上で、金融機関および不動産業者の判断や見解によって、影響を受けることになるでしょう。

3.の質問について、司法書士へ登記手続きを一通り依頼している場合は、ご自身が仕事を休む必要はまったくありません。

司法書士からすべての登記手続きが完了した旨の連絡を待つことで足ります。

3.住宅ローンの金消契約から融資実行までの注意点

住宅ローンの金消契約から融資実行までの注意点として確実に押さえておかなければならないこととして、「融資実行になるまでの間に、新たな借入やローン契約をしない」ことがあげられます。

詳しい理由については、以下、同サイト内で公開されている記事を参考にされてください。

ただ、要点をお伝えしますと、融資実行になるまでの間に、新たな借入やローン契約をしてしまった場合は、信用状況が大きく変化することにつながるのです。

最悪、住宅ローンの融資が白紙撤回されてしまうこともあるとお考え下さい。

そのため、住宅ローンの金消契約から融資実行までにおいて、「住宅ローンの本審査に通ったからもう安心」などといった安易な考えや行動は、絶対に慎むようにしておかなければなりません。

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また、住宅ローンの金消契約から融資実行までの間に転職や開業といったことをするのも、安定した収入が得られるのか不透明な状況になります。

こちらも、最悪、住宅ローンの融資が白紙撤回されてしまう危険性が高まるため、同じく注意が必要です。

ちなみに、住宅ローンの申し込みから融資実行までには、複数回に渡って「在籍確認」がなされます。

こちらは、勤務先に対して金融機関から勤務状況があるかどうかの確認がされるものであるということを、覚えておきましょう。

まとめ

住宅ローンの金消契約から融資実行までの期間と流れについてポイントを解説し、あわせて、融資実行までの注意点についても紹介させていただきました。

これはあくまでも、申し込みをした金融機関によって対応が異なります。

ケース・バイ・ケースとなってしまいますが、住宅ローンの本審査が通過すると、あっという間に融資実行日を迎えてしまうのが筆者の率直な感想です。

なぜならば、新居に引っ越すための準備や書類関係の準備など、細かなことに追われてしまうからです。

基本的には、本記事中で紹介した住宅ローンの金消契約から融資実行までの注意点さえしっかりと守っていれば、融資実行が通常通りなされることになりますので、特別の心配は何もないことは確かです。

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